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倫理観欠如というけれど。 [日記・雑記]

最近、村上ファンドや絵画盗作疑惑など倫理観の欠如を指弾する事件が続いていますが、日本の社会全体の倫理観そのものが変質してしまっているのでは。
政治献金だぁ、談合だぁ政官財の癒着はいうに及ばず、耐震偽装や社保庁の不祥事など裏に回ればどこもかしこも時代劇じゃないけれど「大黒屋、おぬしも悪よのう。フォッフォッフォッ」張りのことが行われていることは想像に難くない。そしてそんな連中が前述のような事件が起こると「倫理観の欠如だ、まったく嘆かわしい」などと自分を棚に上げた発言を平気でしたりする。
倫理観などというものは、これといった規定があるわけではなく、現実の社会を反映したものであり、自分の、そして周りの行動により決まってくるものなのでしょう。戦争や内戦中の国で、「人殺しはダメです」なんて倫理観が通用しないように、みんなが悪事を働けば、それがいつしか当たり前となるわけで、道徳観や倫理観などあやふやな基準でしかないのかもしれない。
そういった意味では、「金のためなら(自分さえ良ければ)何でもあり」これが今の日本の倫理観となってしまっているのかな。「ばれなきゃOK」みたいな。でも、こういった事件が明るみにでて糾弾されているわけだから、まだ社会の自浄作用が働いているのだと思いたい。たしかに、クリーンな世の中など望むべくも無いけれど、正直者が馬鹿を見るというのも楽しくない。


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