失敗を認めない人たち(その7) [日記・雑記]
任期満了の2年後に選挙やると勝てる自信ないから、今やるということにしか思えないのだけれど。
去年の今頃、安倍総理は4月の消費税増税後の景気が落ち込まないための対策を充分に行うようなことを云っていたけれど、結局景気条項を適用して来年の増税を先延ばしにする事態となった。
つまり失敗したわけだ。
政権発足後のアベノミクスとやらで、円高・株安からの脱却は確かに行われた。デフレへの歯止めも多少は進んだ。とはいえ円高の影響で上げざるを得ないといったようなもので、好景気でインフレを起こしたわけでなく、歪を感じずにはいられない。
先行きの安心感をもたらすでもなく、その場しのぎのことをやっているとしか思えない。何回もいっているけれど大丈夫なの安倍政権。もう不安感いっぱいなんですけれど。
財政健全化も先送り、社会保障や少子化対策も先送り、何でもかんでも先送り、何の成果も出せなかった景気対策もどうやら今度はお買い物券をばら撒くようだし。
何十年も前からわかっていた社会保障の破綻や少子化問題。そもそも働く世代が今後ドンドン減っていき、養われる高齢者がドンドン増えるわけだから付け焼刃でどうにかなるわけがない。
待機児童がどうしたとか、介護がどうしたとかいまだにそんなレベルのことをやっている。
逆三角形の世代構成が変わる気配が見えない。
もうちょっと危機感を持って政治に取り組んで欲しいんですけれど。アベノミクスが争点なんて勘違いもはなはだしい。そんなのただの金融政策じゃないか。
まあでも、投票率は低そうだし自公がまた圧勝するんだろうけれど。なんかこのまま、安倍政権が信任されましたみたいな結果は見たくない。秘密保護だとか集団的自衛権など歯止めがなくなりそう。
投票率を上げて無党派層が自民ビビらすような行動を起こして、自公の議席がちょっと凹んで第三極の政党と組まないと安定多数にならないぐらいになってほしいところ。
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