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「映画百選」その36・・・「戦場のメリークリスマス」 [movie]


戦場のメリークリスマス [DVD]

戦場のメリークリスマス [DVD]

  • 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
  • メディア: DVD


大島渚監督の日本、英国、オーストラリア、ニュージーランドの合作映画。83年公開。


1942年、ジャワの日本軍俘虜収容所。まだ夜が明けきらない薄闇の中、日本軍軍曹ハラは英国軍中佐ロレンスを叩き起こす。朝鮮人軍属が白人俘虜を犯すという破廉恥な事件が起きたため、ハラが独断で処分する立会い人として、日本語を自由に操るロレンスが必要だったのだ。そこに収容所長のヨノイ大尉の気合が響く。隙を突いて朝鮮人軍属は銃剣を自らの腹に突き立てる。ジャカルタの軍事裁判で英国軍少佐セリアズが裁かれている。彼に熱い視線を送るヨノイ。茶番の処刑劇を経て、セリアズは収容所に移送される。そして、それがすべての厄災の始まりだった……。(Amazonより)

デヴィッド・ボウイに坂本龍一、ビートたけしと私の好きなタレントがそろい踏みのこの映画。期待に胸膨らませて劇場に足を運んだ記憶があります。
まず、オープニングの音楽にやられましたね。今も何かと流れる坂本龍一のこのテーマソング。もう堪りません。

演技が下手だとか滑舌が悪いだとかいわれておりましたが、別に気になりませんでしたね。デヴィッド・ボウイのセリアズ少佐に惹かれる特異な将校として説得力のある存在感を感じておりました。
むしろ、デヴィッド・ボウイの寄宿舎時代の弟との場面のほうが微妙だった。どうにも兄弟に見えず、デヴィッド・ボウイの学生も無理やり感が否めなかった。捕虜のシーンはすべてカッコ良かったけれど。
なんにせよ演技に関していえば、ビートたけしにすべて持ってかれた映画といえるでしょう。


戦争映画でありながら、男しかいない映画でありながら、「愛」を見せ付けられた。大島渚監督の倒錯的な世界は、間違いなく独特なもので、映画とはやはり監督のものなのだなぁ~、と改めて思い知らされた映画です。
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