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コピーワンス見直しは、まだまだ先。 [Electronics]

この記事「「ダビング許可」などコピーワンス見直しで議論-議論は平行線。新ルールの可能性も検討」
EPN運用へと進むかに見えたコピーワンス見直しの議論。なかなかにテレビ局側の激しい抵抗で、どうにも先に進まないようだ。
反対ばかりではと12月に提案されたのが「COG蓄積」なるもの。記事を読むと、HDDに最初に録画したものは1世代コピー扱いをしないので、DVDへ1世代コピーができるというもの。さらにアナログ出力には制限をかけないため、こちらを利用したコピーは無制限となる、ということらしい。
よくわからないけれど、このDVDへのコピーってDVDは1回のみ作れるのか、1世代のDVDが何枚でも作れるのか?たぶん後者のような気がするけれど、じゃなきゃ今までと大して変わらないもんね。DVD-Videoフォーマットで焼けるのなら、これはこれでもよいような。でもそれじゃ2世代目簡単に作れるからダメか。
アナログ出力は制限無しといっても、そういったことが簡単にできる機器を作ってくれないと、結構めんどくさい。一度アナログ出力したものをアナログ入力で戻して録画なんて、現在普及しつつある画質安定装置なる機器でコピーワンスキャンセルしてアナログ録画する方法の画質安定装置が要らなくなるだけでしかない。
やはり機器でアナログ出力したものとみなして、VRモードでの高速ダビングか直接コピーフリーでVR録画できないと。そうなるとそういった機能を持った機器をメーカーが用意することとなる。ファームアップで既発売機が対応できるならともかく、買換えとなるとちょっとねぇ。メーカーも世界的にEPN運用が当たり前となっている中で、日本だけこんなめんどくさい機能にしなければならないというのも、抵抗ありそう。まあこちらもEPN運用がファームアップで対応できるかは未知数だけれど。
しかし今になってアナログ出力(用はSD画質)ならコピーフリーOKだなんて。これは最初っからそうすべきであって、今更提案されても、「当たり前だそんなのは!」的に感じてしまう。さらにこの記事ではHD画質で次世代DVDに1世代コピーを許すのかどうかはわからない。いずれにしても、視聴者(消費者)が、手軽に録画したものを利用できるよう早く何とかしてもらいたい。


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